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まほ × アンチョビ

ガルパンファンが生んだ集団幻覚。記憶改ざんが激しく、無いはずの映像で共通認識になりつつある。創作数が多すぎて公式との区別がつかなくなりつつあるが、あくまでも創作。覚えておこう!!

 

 

西住 まほ × アンチョビ

作品名 ガールズ&パンツァー
原作 株式会社バンダイナムコアーツ
コンテンツ ☆アニメ・マンガ・ゲーム
   
キャラ名 性別
西住 まほ 女性
アンチョビ 女性
   
二人の関係 劇場版で同じチーム(GL)
   
公式・非公式 非公式(幻想強め)
世間的認知度 ☆☆☆ 人気CP
愛称 まほチョビ・まほ千代美
   
調査日 2021/5/3

 

 

1.作品紹介

 茶道・華道があるように乙女の嗜み戦車道が存在する世界。女の子×戦車の組合せをしつつ血生臭い戦闘シーン無。それなのにメカオタを黙らせる、戦車への情熱あふれる作品。この作品は非常に手が込んでおり、戦車の描写はもちろん・情景のオマージュや・画面端に出てくる小物までこだわりが溢れている。下手に粗探ししようものなら火傷するため、皆一様に「ガルパンはいいぞ」と発言する。もちろんストーリーやキャラクターも魅力的であり、放送前の下馬評を覆し大人気コンテンツとなった。

 大人気シリーズもついに最終章が公開。全6話を予定しているが制作非常にスローペースなため続きが気になるファンを苦しめている。1話と2話だけでも1年半。2話と3話は2年近くの空白を生んでおり、公式からの供給不足に陥っている現状。ファンは供給不足故、立川の爆音上映に足繁く通うのであった。

 また、舞台となった大洗の町おこしは大成功しており、アニメ放送が終わった今でも週末に大洗に通うオタクで賑わっている。茨城県都道府県魅力度ランキングで最下位を脱出できたのもガルパンの存在無には語れないだろう。

 

↓公式サイト

girls-und-panzer.jp

↓最終章

girls-und-panzer-finale.jp

 

 

ガルパン町おこしについて

www.zck.or.jp

 

 

2.キャラクター紹介

西住 まほ

 主人公みほの姉。黒森峰女学園の隊長で西住流戦車道の後継者。初登場時はみほに対して姉妹なのに冷たい態度で接し、冷静沈着・冷酷無慈悲の鉄仮面と思われた。が実は優しい妹想いのお姉ちゃん。創作ではシスコンとして扱われることが多いがあくまで創作上の話。戦車道以外はポンコツな面が多く、そのギャップでファンを魅了している。西住流後継者として黒森峰に在籍し不動のエースとして扱われているが、学院内ではPTA・OBによる干渉も多く黒森峰全体をまとめ上げるのに隊長として苦労している(この辺の話はスピンオフ作品で取り扱っている)。

 

アンチョビ

 アンツィオ高校の緑髪ツインドリル隊長。本名は安斎千代美とライバル校生では珍しく本名が判明しているキャラ。アニメ本編では一瞬しか登場していないがOVA作品で再登場後、人気が爆発した。履修者が少なかったアンツィオ高校戦車道建て直したり、ペパロニを始めとするフリーダムなチームメイトをまとめ上げたりと苦労人。チームメイトからは「姐さん」や「ドゥーチェ」と呼ばれたりして慕われている。登場作品によって好戦的だったり悪役ぽっかたり、乙女チックだったりところころ変わる。

 

3.CPの魅力

 まず最初に伝えておかなければならないのはこのCPは本編では一切会話してもいないし同じ画面にもいない。劇場版やスピンオフ作品でこそ同じ画面こそ入っていたり、接点や関係性に触れるシーンがあるが、公式の接点はほぼ無い。にも関わらず非常に人気CPで創作数も多いため、勘違いされがちだがこれはガルパンファンによって作られた幻想CPである。強いて公式的接点を云うのであれば両校も元になった国がドイツ・イタリアと枢軸国との関係から。

 隊長・姉・同学年とキャラ設定的にも共通点があったり、チームにいるときとは別の側面であるポンコツまほと世話焼きチョビとギャップも絵になることから創作がし易い。ガルパンは女性キャラクター中心の作品のため、王子・男性的ポジションとして扱われがちの二人が組み合わさているのもポイント。創作ではポンコツまほがアンチョビを振り回したり、聖母チョビがまほを甘やかしたり、王子まほ×乙女チョビ、大学共同生活ルートなど無数の展開を見せる。公式設定が存在せず、正解が無いためやりたい放題。

 再三公式でないと書いてきたが、『MC☆あくしず』Vol.45(2017年8月号)の付録で、チャイナ服で肩を組んだツーショットの版権絵が公開。突然の公式からの供給に困惑と歓喜が入り混じる事態になった。あくまでも付録のため非公式CPのまま。

最終章でもまほがドイツ留学に行ってしまったため、まほチョビの進展は絶望的となっている。されど、創作は止まらない。集団幻覚のなかで現実と幻想の境界線はあやふやになりつつある。

 

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